和食のテーブルマナーについて


お食い初めの場合

たくぜんセット

主菜鯛の尾頭付きや伊勢海老などをご用意下さい。
副菜御造りや、焼き物を盛り付けてください。
副々菜煮物(筑前煮など)や和え物などを盛り付けてください。たけのこや里芋、豆類などを使うと良いでしょう。
飯お赤飯が普通ですが季節の栗ご飯・豆ご飯、雑煮などでも結構です。
汁お吸い物などに、蛤など季節の食材などで工夫しましょう。



「器は料理の着物」〜SIMPLE IS BEAUTIFUL

北大路魯山人先生この北大路魯山人の言葉はとても有名です。そう有名な漫画、美味しんぼの海原雄山のモデルになった人です。
この人、何がスゴイって世界中の美食を研究した結果、料理を盛り付ける食器が最も大切だという結論に至り、世の中にあるありとあらゆる食器を試し、「ダメだ―。世の中には存在しない。こうなったら自分で作るしかないー」ってここまで、徹底する人はそうはいないでしょう。
ちなみに「器は料理の着物」とは、目に入ってくる情報、手で触って入ってくる情報も含めて人は味を総合的に判断しているという意味です。
そこでFUNFAM(ファンファン)はあくまでも「食器は食に彩を添える脇役」と考え、デザインを最大限にシンプルにしています。人工的なカラーリング(色付け)をせず、食材そのものを引き立てることを目指すデザインにしています。目に入ってくる不必要な情報を、最大限除くことで、五感が澄まされます。これが子どもの味覚 を育てる上で最も大切だと考えています。



お椀の脚には理由があった??

お椀の脚高台は指を入れるためにあります。そう和食器は持って食べるのです。(洋食器は持ったらダメ―詳しくは洋食器編を見てね)
製造が大変なので、最近は平面にする器をよく見かけますが、FUNFAM(ファンファン)はマナーを覚えてもらうため、きちんと彫り込み、さらに高台を低くすることで、小さい子供の指でも入りやすい設計にしています。



昔の日本人の知恵

胃腸をまっすぐあら、不思議、お椀を手で持つと姿勢が正しくなるでしょ。
姿勢がビュッと伸びると、胃に負担がかからず、食べ物がきちんと吸収されるのです。これ昔の日本人の知恵じゃないかって思うのです。(日本人はもともと西洋人に比べ、胃腸が短いので吸収に時間がかかるそう)



知っていますか?お椀の名称

お椀に名称がありますが、その名称の由来は茶道の文化にあると分かりますね。

お椀の名称



豊臣秀吉が和食器の生みの親??

豊臣秀吉豊臣秀吉は日本文化として茶道の育成に力を注ぎ、和食器はそ の茶道とともに発展したと言われています。その道具として竹が使われ、そこから竹の製品は普及したと言われています。軽くて、抗菌性があるためでしょうか、当時と変わらず、茶道の道具は今でも竹が使われています。



食物連鎖への敬意

食物連鎖への敬意大切なことは、「いただきます」と言ってから箸をつけることです。これは「命」を頂くという意味。つまり人間は自然界に存在する他の生物の犠牲の上で、「生きられる」という感謝の意味です。それは 狩猟をせず、自然や気候に生活を左右されてきた農耕民族がゆえの考え方であり、収穫を神に感謝する秋の豊穣祭等はその日本人の文明を物語っているといえます。



お箸の持ち方で育ちがわかる??

「お箸」の持ち方で育ちが分かるなんて昔の人は言ったものです。おそらく、「親子で一緒に食事を摂る時間がその後の子どものマナーを左右するといった意味なのでしょうね。
さてさて、和食と言えば「お箸」。「お箸のマナーはいっぱいあります。健康ブームにのった日本料理の影響でしょうか。
最近は外国人でも上手く使える人多し。外国人に注意なんてされたら恥ずかしー。
これから海外で活躍するこどもたちにはぜひ、身に着けて欲しいです。

1.迷い箸迷い箸
2.涙箸涙箸
3.仏箸仏箸
4.ちぎり箸ちぎり箸
5.寄せ箸寄せ箸
6.握り箸握り箸
7.噛み箸噛み箸
8.差し箸差し箸
9.渡し箸渡し箸
10.違い箸違い箸
11.込み箸込み箸
12.拾い箸拾い箸
13.探り箸探り箸
14.ねぶり箸ねぶり箸
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